『昆陽の大池』 写真館 |  |
大貫本店二代目（故）千坂吉郎はアマチュアカメラマンとしての顔も持ち合わせ生前に多数の作品を残しました。なかでも趣味の域を超え写真家活動の集大成とも言える写真集≪昆陽の大池≫（コヤノオオイケ）は数多くの皆様に愛され今もなお、その輝きを失っておりません。
真に僭越では御座いますが千坂吉郎の写真家としての横顔をここでは紹介させて戴きたいと思います。尚、当店の店内にはその作品の一部を飾らせて戴いております、ご興味をお持ちの方は是非一度お立ち寄り下さいませ。
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群翔
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エジプトガン
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あらそい
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親子
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着水
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カワセミ
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抱卵
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おあそび
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日没
兵庫県伊丹市の中心に位置する野鳥天国「昆陽池」は六甲山系を背に展開する野鳥達の生態が、大変魅力的な場所であります。
春には穏やかな新緑に包まれた水面を遊泳し、
夏にはギラギラ照りつける太陽の下を涼やかに、
秋にはひっそりと静かに、
冬には厳しい寒さの中にもじっと耐えて、
春を待つ姿。
野鳥達は実に様々な表情を見せてくれます。この池に雑踏を逃れて憩いに来る人達に、彼等はどれほどの安らぎを与えている事でしょう。
私は昆陽池に通いだして三つの時代を経験いたしました。
最初は150羽もの白鳥が乱舞した「白鳥の時代」
そして池一面を埋め尽くした「鴨の時代」
最後が「青鷺（あおさぎ）の時代」であります。
どの時代の野鳥達もが披露してくれた《生命の舞》に私は魅了され続け、瞬間を止める事でその生命を表現したいと思いました。生命の尊さが忘れられつつある昨今ですが、数多くの皆様にこの生命の賛歌が届く事を心より願っております。 敬具
千坂 吉郎
| （故）千坂 吉郎（1910~1996） 写真家としての略歴 |
1966－昆陽の大池に魅せられて撮影を始める
1967－尼崎・田能遺跡跡発掘写真に協力。
1971－大阪府・芦屋市共同大阪城石垣刻印調査に参加。写真を担当。
1972－兵庫県伊丹市昆陽池野鳥写真に協力。
1976－日中友好協会派遣・第一回長老訪中団・兵庫県代表として参加
1980－月光カメラクラブ入会
1981－写団光風創立に参加。
1981－月光カメラギャラリーにて写真展開催。
1984－～86年まで毎年、国際美術協会写真展に参加。
1986－ミノルタフォトスペースにて写真展『武庫川に来た白鷺』を開催。
1991－ミノルタフォトスペースにて写真展『昆陽の大池』を開催。
1992－大阪フォトクラブ秀影に入会。
1992－尼崎総合文化センターにて写真展『生命の賛歌』を開催。
1992－写真集『昆陽の大池』を自主出版。
1996－逝去
| 写真集『昆陽の大池』をご購入希望の方は当店にてお分けさせて頂いております。また遠方の方は問い合わせ欄よりご連絡下さいませ。 |
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